2015年12月7日月曜日

台湾、総統選挙

民進党の蔡英文氏の圧倒的な勝利が予想されるせいでしょうか、あとひと月という割には、総統選挙の追い込み終盤戦の盛り上ありにかける、台湾の総統選挙の風景です。

これが日本だったら、まして直接選挙で決まるとしら、とてつもない、ヒートアップぶりと予想しますが、台湾では数多いニュース系チャンネルでも、公示前の民進党、国民党それぞれのサポーター的論客が連日24時間盛り上がっていた(各社同じ似たようなトーク番組を繰り返し品を変えてリピート放映します)頃とは様変わりもいいとこで、クールそのものです。

ある人から、皆、今回は蔡英文さん、4年二期の8年やれば、次はまた、国民党か?という質問がありました。

世界第二の外貨保有高を持つ国である国家が、国際派の蔡英文氏が、的確な外交を展開するには最高の環境が醸成されていますから、この機に、国連復帰を成し遂げる、あるいは、道筋をつけることができれば、将来の国民党の目は無くなるだろうと言うのが、台湾、高雄の住むkazanの見解です。

国民党の勝利に対して、支那共産党はいろいろな、工作や圧力を仕掛けてくることは十分に予測できますが、アメリカと支那のの関係が悪化する傾向にある今日と近未来、台湾、蔡英文氏、台湾国民には追い風・フォローです。

蔡英文氏の持ち前の外交ルートと人脈はとてつもなく大きいと想像しますし、台湾政治の守護神とも言える、元総統の李登輝氏の積極的な支援も現時的にありますから、絶妙な舵取が予測できます。

加えて、支那共産党、圧力をかければかけるほど、逆のベクトルが世界に、台湾に向くだろうし、静観すれば、さらに世界は台湾をフォりーする結果になります。

ここで、労働市場での雇用の拡大が成功するだけでも、民進党政権の延命は可能になるでしょうし、台湾独立の可能性はさらに強まるでしょう。 その時点で、国民党の支那よりの政策は、単に外省人(戦後、支那から国民党と共に亡命してきた支那人)による、対大陸ノスタルジー志向に映るだけのことでしょう。




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