2015年7月5日日曜日

アメリカとキューバの国交回復

アメリカ大統領の焦りは、中国の中南米へのアプローチに起因します。パナマ運河を支配下に置くアメリカにとって、中米、南米は、アメリカ建国以来の聖域、裏庭のような権益のエリアです。
ここに楔を打たれた米国の地政学的な焦燥感が、オバマ大統領をフライングにもにた、非現実的な国交回復へ追いやるのでしょう。クチだけ番長の大統領は、効果的な一手を可能にできるのでしょうか?

アメリカは自由でオープンな国ですが、 結構執念深い国です。
こうとなれば、けっけうスタンスを変えません。
ベトナムとの国交回復もつい数年前です。 中国の南シナ海へのチョッカイで修復したようなもの、 そういうお国柄なので、当然キューバとも国交断絶の時は、経済制裁も課しており、同様に54年が経過しております。
ところが、青山氏によれば、 この経済制裁の解除には米国上院議会の承認が必要らしいのですが、 その確認が折れていない状態での国交回復らしいのです。

どうすんですかね。

この四年間、口撃だけを決め込んで、先進国のひんしゅくを買っているオバマ大統領、 対中国への対処だけは強硬にやってほしいと常々思っているkazanです。


 


0 件のコメント:

コメントを投稿